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執筆者の写真kaz.photography

La vie quotidienne

カメラをやるようになると時々いつもと違う風景が見たくなる。

しかしだかといって旅が好きなわけではない。

どちらかと言うとインドア派で余り出歩きたくないタイプである。

誰かに気を使いながら旅行するくらいならひとりでいる方が遥かにいい。

歳を重ねてくると皆と同じように郷愁の念を禁じ得ない。

18歳まで暮らした長崎という街を死ぬ前に心にしかと留めておきたいと思った。

中学の同級生だったMから連絡をもらったのはそんな時。

私が帰るなら同級生に声をかけると言う。

42年ぶり。皆もうおじさん、おばさんを通り越して初老段階かな..。

私は帰ろうにも長崎にはもう実家がない。あるのは思い出だけである。

今回はLeicaとFujiをお供に私の目に留まっていたあの時の風景を探すことにする。




Kaz





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