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執筆者の写真kaz.photography

Leica et Citroën


世の中には人と違うことをしたがる人がいる。 フランス車が好きなんて変わってる。 日本車と比べたら性能は悪いし、燃費もよくないし、ハンドルも左(私のは)だから運転しにくい。 オマケにメンテナンスは高くつく。 ポルシェやメスセデスみたいな派手さや高性能、安全性があるわけでもない。


citroen DS 1961 XT2、XF35mm/f2


なぜ好きか?といわれると実はよくはわからない。 強いていえばできの悪いところが可愛かったりする。 今は小型のルノーに乗っている。 自動車評論家のOさんから売れない三原則を満たしてるクルマと揶揄される(左ハンドル、マニュアル、2人しか乗れない)

その前はこのシトロエンとやはり小型のプジョーに乗っていた。




「シトロエンはクルマではなくてシトロエンという乗り物である」とは名言である。 つまりシトロエン好きな人はクルマではなくシトロエンという乗り物が好きなのだ。


ライカにも同じことが言えるとボクは思うよ。 この2CVは1947年から生産終了の1990年までほぼデザインが変わってないなんてまるでライカのMシリーズみたいじゃない?


citroen 2CV6 1989 Leica M 262 summicron 50mm/f2

「なんでそんな高いの? 他のカメラと何が違うんですか?」と聞かれる。「ライカはね〜空気が撮れるんよ」 ライカが好きな人はライカが好き。 理屈ではない。 ライカで撮りたい。 AFがなくてもEVFなくても、寄れなくてもレンジファインダーのライカが好きなのだ。 だから苦しくても乗り換えてもライカに乗る。 たぶん自分もそうだと思う。 ライカにあえてよかったな。 カメラの神様に感謝。


Kaz


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